1999年、namco
アーケード、ドリームキャスト、プレイステーション、ゲームボーイ
単純なことこの上なく、しかも面白い。
でも、なんとかこの名作をお伝えしなくてはね。
移植ハードを見ていただけると分かりますが、ゲームボーイが入っていますね。
目的は一つ、主人公の「ホリ・ススム」君を操り、地下1000メートルまで掘り進みます。
でも、これがまた奥深いのですね。
各層は2〜4色のブロックによって構成されています。
上述の茶色ブロックと巨大ブロック。
だから、なるべく頭上にはブロックのない状態で掘り進むのが望ましい。
では、どうするのが正解なのか。
このゲームでは、ブロックを掘るとその上のブロックはしばらくがたがた揺れています。
またブロックの配置によっては、頭上のものが落ちてこないという状況が生まれることがあります。
このゲームは立ち止まることを許しません。
とにもかくにもススム君、ひたすら掘り進まないといけない運命にあるのです。
「ここまでやったからには、このゲームの感想を書く資格を認めてもらってもいいのではないか」
とりあえず、どこのゲームセンターにいってもおいてあると思います。
自分がナムコのゲームをまじめに遊んだのは、このミスタードリラーが初めてです。
はじめに
さらにはとてつもない中毒性を持っている。
これ以上にこのソフトをうまく形容する術がありません。
詰まるところ、8ビット機で十分。
その程度のゲームな訳です。
大変好感が持てます。
内容はすかすかなのにPS2。
「エロゲーなのにペンティアム」どころの話ではありません。
こんな駄作がはびこる中、「ゲームの面白さはハードの性能ではない。」というメッセージが聞こえてきます。
とりあえず、このゲームの内容を説明してみます。
彼が掘り進むべきフィールドは、100メートルごとに区切れ10の層に別れています。
ススム君は人間なので、呼吸のために酸素を必要とします。
だから、酸欠になるとミス(酸素はボンベをとることで補給します)。
また、上方から落下してくるブロックにつぶされるとミス。
こうして、2ミス以内で1000メートルまで掘り進めば、見事ゲームはクリア。
基本はこれだけです。
使用するのは4方向のレバーと、掘るためのドリルボタン一個。
たったこれだけです、すごいでしょ。
このブロックは、同色のものが4つ以上隣接すると消滅します。
ススム君はなにもしなくても酸素を消費するので、どんどん下に掘り進まなくてはなりません。
ところが地中にはススム君の進路を妨害すべく、茶色のブロックが配置されています。
このブロック、破壊すると(掘ると)酸素が20%も減少します。
したがってなるべく避けて通らなくてはなりません。
それに通常のブロックには巨大で複雑な形をしたものが多数あります。
このようなブロックは、どこか一箇所でも掘ると全て消滅します。
これら故に、ススム君は否応なく、なにがしらのブロックが頭上にある状態で掘り進むということになります。
ススム君が左右や下のブロックを掘ったら、ブロックの配置が変わることがあります。
たとえば、右のブロックを掘ったら、その上のブロックはしばらくすると落ちてくるわけです。
すると、それまでは固定されていた頭上のブロックがススム君を直撃ということになりかねません。
いわゆる「連鎖消え」というものです。
ぷよぷよなどの連鎖を想像していただけると十分です。
ただ、ぷよぷよの場合、連鎖が起きれば起きるほどよい結果を生みます。
でも、ミスタードリラーの場合、連鎖消え恐怖の対象です。
しかし、頭上が安全なように掘っていくと、時間がかかって酸欠になってしまいます。
この矛盾する2要素がこのゲームを面白くしている一因です。
言い換えるならば、安全かつ早く掘り進むにはどうすればよいのか。
この揺れ時間中は、そのブロックの真下は安全です。
もっとも1秒程度の時間ですが。
この一秒の間に新たに掘り進めば、またそこが刹那の安全地帯になりますね。
基本的にススム君はこのような自転車操業です。
このような屋根の下では、ひたすら下に向かって掘り進むのです。
ただ、この屋根もブロックの配置が変化することにより、往々にして屋根でなくなります。
プレーヤーは、屋根になりそうな地形を探しつつ、もしくは頭上に屋根を作りつつ掘り進むというのがこのゲームの基本です。
なぜなら、頭上になにもないと思って立ち止まっていると、画面の外からブロックが落下してくることがあるからです。
ああ、困ったと思って悩んでいると負けです。
困った場合は下に掘る、これなんです。
700メートルを超えると、酸素の消費量が尋常では無くなってくるので考えている余裕などありません。
それにこのあたりになると、ブロックの落下速度がすさまじいものになってきます。
彩京シューティングでノーミスで後半面に進んだ場合の敵弾の速度、こんな感じになってきます。
すさまじいスピードと、ブロック破壊の快感。
これもこのゲームの魅力の大きな要因です。
自分はこのゲームにおける、プレーヤーの技量には3段階があると思います。
各段階について、説明してみます。
ちなみに自分は、第三段階に到達できていません。
これができないと、500メートルに到達することもできないでしょう。
怖いので、手当たり次第にブロックを壊していく。
茶色ブロックの下にはいるのが怖いので、落下するまで待っている。
こんな感じなので、酸欠で死んでしまうのですね。
700メートル以降のスピードに対応するには、このテクニックが必須だと思います。
ここができれば、残機を消費していくことで1000メートルに到達する事ができます。
なぜ残機の消費が必要かというと、酸素ボンベは深くなるに従ってより厳重に茶色ブロックに囲まれるようになるので回収が極めて困難だからです。
従ってこのレベルでは、酸素を無視してひたすら掘り進むという段階になるわけです。
ここができると、1000メートルノーミスが可能でしょう。
確実にミスタードリラーの称号を獲得できるという段階です。
この第三段階に到達しているプレーヤーこそ、真のドリラーといえる方々でしょう。
ちなみにミスタードリラーの称号は
という2条件のいずれかを満たすことで獲得できます。
1ミスかつクリアタイムが9分30秒以内ならば、残機ボーナスとタイムボーナスを含めてなんとか第二の条件を満たすことができます。
このへん、ナムコって優しいですね。
このおかげで、自分はやっとの思いで称号を獲得することができました。
こう判断して自分はこの記事を書いています。
でも自分の腕はまだまだ未熟です、だからもっと練習しなくてはいけません。
それにこのゲームのまだ見ぬ魅力や欠点などもあるでしょう。
それはこの記事を読んだみなさんが見つけてみてください。
本当に、面白いゲームですから。
結構な人気作ですからね。
今なら続編の「ミスタードリラー2」もあります。
やはり言葉だけでこのゲームの魅力を伝えることは少々困難です。
是非一度プレイなさってみてください。
「ゲームってこんなに楽しかったっけ」と思える、希有な作品です。
自分とナムコ
と思ってよく考えてみるとスーファミで「テイルズオブファンタジア」やってました。
まあでもこの際、RPGは屑なので除外して考えます。
自分は幼い頃、パソコンゲームしか無かったのでナムコに縁が無かったです。
「ゼビウス」を、すごくやりたかったけどパソコンに移植無かったので(注1)。
正直、自分は今のナムコにあまりいい印象を持っていませんでした。
昔はゼビスウ、ドルアーガ、源平倒魔伝、パックマンとかいいゲームを沢山作っていたのに、最近ではプレステとかで見かけ倒しのゲームを作っているように思えてたからです。
(もっとも自分はまじめにPSのナムコのゲームをやったわけではないのでこれは偏見です。)
でもやっぱり、ムービーばっかりの鉄拳を見ると、今でも反感を覚えます。
なんでこんなゲームと無関係なモノに力を注ぐのだろうって。
メーカーがムービーなんて入れるから、(内容を見ずに)それだけ見て喜んでいる馬鹿共が増えるんです。
でも、このゲームでナムコをちょっと見直しました。
今は素直に思ってます。
やっぱり君はアーケード出身だけあって、ゲームを分かっているよ。
ありがとうナムコ。
注1
PC88にはゼビウスの移植が無かったのです。
だからファミコンを持っている友人が羨ましくて仕方ありませんでした。
でも、ゼビウスそっくりの「アルフォス」というゲームがありました。
これもよくできていて面白かったです。